駆け抜けたら、海。

あらすじ

女子大生の綾瀬みつきは、親友の星野うみに片想いをしている。
合コンを抜け出してきた2人。
閉店間際の銭湯に飛び込み、いつものようにうみの恋愛話を聞かされるみつき。
『海の匂いがする』
夏の終わり。
友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語。

主演 松原怜香
監督 十川雅司

監督 十川雅司

徳島県出身。琉球大学機械システム工学科卒業。 在学中にミュージカルの授業に参加したことがきっかけで、表現の世界に没頭する。役者・演出・脚本として多数の舞台作品に携わり表現の経験を積む。大学卒業後は、自然な演技法を学ぶため上京し、奈良橋陽子主宰のアップスアカデミーで、NYアクターズ・スタジオのメソッド演技法と、マイズナーテクニックを学ぶ。在学中、映画演出に興味を持ち、映画の作り方を学ぶため撮影現場に潜り込む。制作部を経て、現在は助監督として映画やドラマ、 CMの制作現場に携わる。世界的に注目されている深田晃司監督の元で助監督として参加し、映画作りを学ぶ。カンヌ国際映画祭2020に選ばれた 「本気のしるし」、ヴェネツィア国際映画祭正式出品された「LOVE LIFE」に参加する。助監督業の傍ら、監督として自主制作映画やドキュメンタリー、MVを制作。過去に短編映画を3本制作。 2020年9月に自身初の脚本・監督の短編映画「各駅ミッドナイト」が 【京都国際映画祭2020】【滋賀国際映画祭2020】に入選を果たし、グランプリ候補にノミネートされる。 2023年9月に短編映画「駆け抜けたら、海。」が【下北沢映画祭】【スウェーデン映画賞】【関西クィア映画祭】【おおいた自主映画祭2023】にてグランプリ候補にノミネートされる。 作風は、主人公たちの繊細な心理描写を描きながら、すれ違いや過去の後悔から生まれる感情をとらえ、現代の若者が抱える切ない雰囲気や寂しさ、どうしようもない無力感をホルマリン漬けのように映画に詰め込んでいる。また音楽を大切にしており、カタルシスをドラマの後半で一気に感じさせる演出も特徴である。

Let's share this post !
  • Copied the URL !
  • Copied the URL !

Comments

To comment